人生一度きり

発達障害の子を持つ母としての経験談。自分の鬱、適応障害の体験談をと思い始めましたが、最近ではその他日常で思ったことなどがメインです。1ミリでも前向きに生きてます。

本当にうつの人は自分がうつだとは言えない

私は鬱、寛解、鬱、寛解を繰り返していた。本当にうつ状態の時、死にたいけどでも死ねないという狭間でもがき苦しむ。実際にはどうしたら楽に死ねるかばかりをずっと考えている。自分にとっては本当に深刻過ぎて辛すぎて、人に相談するとか打ち明けるレベルの問題ではない。

 

ところが、自分がそのような状況の中、ママ友から「最近私うつでさー。」というあたかも励ましてほしいと言わんばかりの感じで電話が何度かかかってきたことがあった。彼女は私の状況を知っているはずなのに。その当時の私はいい人になって、彼女の話を聞いてあげ、熱心に病院に行くことも勧めた。しかし、病院に行く様子などなく、少し経つとまた同じように「私最近うつでさー。」と電話がかかってきた。

 

私の状況は毎日生きてるだけで精一杯だったのに、『いい人』だった私は自分を押し殺し、彼女の話に耳を傾けて病院に行くことを勧めることしかできなかった。毎日切迫詰まった日を送る自分には、こんなに軽々しく人に言える状況ではなっかた。だから、彼女は本当にうつだとは思えなかった。「落ち込んでててさー。」という表現が妥当なのではないか。

彼女と話す度に私の精神状態はさらに悪化してしまうことを感じ、それに気づいてからは電話に出ることをやめ、メールの返信をもすることもなくなった。

 

自分の身は自分で守るしかないのだ。人は案外、相手のことはそれほど気にかけていないと知る。自分が自分がという姿勢をとる人を何人も見てきて、ますます私の精神状態に悪影響を及ぼす。そんな人はきっちり断捨離しましょう。

 

もし、私が心身共に元気でパワフルでいたら、いつも親切な自分になって話を聞き続けたことでしょう。相手の身勝手さに気づくことなく。そう思うと、自分がうつになったことは、相手の本質を見抜けるようになった気がしてこれはこれでいい経験だったと思っている。