人生一度きり

発達障害の子を持つ母としての経験談。自分の鬱、適応障害の体験談。その他日常で思ったことなど。1ミリでも前向きに生きてます。

みんな人見知りだから、だからこそ自分から話しかけると面白い

 私は高校生ぐらいまでは人見知りが激しく、100%誰かから話しかけてもらうタイプの人間だった。高校生ぐらいまでなら自分の過ごす社会範囲は限られているので、一言話しかけてもらえれば、待ってましたと言った感じで話し始めるタイプだった。

 大学生になってから最初はまだそんな自分を引きずっていたと思う。しかし、ある時あまりの人見知りな自分がもの凄く嫌になり、変わりたいと思った。同じ時間を過ごすなら、こちらから話しかけて少しでも楽しい時間を過ごしたいと思うようになった。そのような意識を持ちながら少しづつ変わっていったように思う。実際に変わったのだと思う。なぜなら、友達になる人なる人に「私すごい人見知りなんだよー。」と言うと、全然そんな風に見えないと毎度言われたから。正確には本来は人見知りと言うべきか、人見知りだったと言うべきなのか。実際、今でも意識をしなければすぐさま人見知りの自分が顔をもたげてくる。

 例えば、最近で言うと以前通っていた英会話スクールでのこと。待つスペースがとても狭く別のクラスの人と居合わせたとする。何にも話さない方が不自然なような気まずいような感じもしてくる。けど、話しかけていいものかどうか、本来人見知りの自分は心の中で少し迷う。その時、『もしかして、相手も同じことを思っているかもしれない。』と自分に言い聞かせてこちらから話しかけてみる。具体的には天気のことなどどうでもいいようなことから話しかけてみる。そこから会話が始まったりして、その人のクラスの様子や先生がどんな先生かなど知れたりして、思わぬ情報収集などにも繋がることもあった。たまに、中にはあまり話したくない人もいる。話しが弾まなければ察して打ち切ればいい。ただそれだけのこと。

 別のスクールでは毎回メンバーが違っていたので、レッスンが終わり自分も相手の人も急いでいないようだったら大抵一言話しかけてみる。レッスンで話していたことについて聞いてみたりすると、学生さんの新鮮な話しや、主婦だったらレッスンで話してた海外旅行の話の続きなどが聞けて楽しい。ほんの少しの時間ではあるが、結構な割合で楽しそうに話してくれる。

 本来人見知りな自分は、特に話しかけずにささっと帰る方が楽は楽なのだ。正直そんな日もあった。だけど、少しだけ勇気を持って話しかけてみるとほんの少しでも楽しい時間が過ごせて、しかも自分の知らないことが色々と聞けたりして楽しかった。

 もう一つ最近であげると、コンサートでのこと。私はお一人さま参加、ぼっち参戦?だった。早く会場入りするのと開始時間遅れるのは間違いない彼らのコンサートは、待ち時間が異常に長いのだ。特にぼっちの私にとってはことさら長い。トイレも大げさではなく30分くらいは普通に並ぶので、トイレが心配な私は何度も列に並んだ。そして、私の後ろにいる同世代の女性に勇気を出して話しかけてみると、実は社会人になった息子さんと来ていて素晴らしいコンサートにお母さんを見せてあげたくて今回誘われて来たとのこと。「優しい息子さんで羨ましいですねー。」と言うと「うちは母子家庭だったから。」(母親の苦労を見てきてるから、と言うことだと思う。)と。そんなことまで初対面の私に話してくれた。話しながらトイレの待ち時間があっという間だった。

 ようやく会場に入れたのはいいが、番号順に入場させていることもあって始まるまでも時間がかかっていた。スタンディングだったので、最初は一応立って待っていたのだが、疲れて座りこむ人もちらほら見受けられるようになり、自分も座ったり立ったりを繰り返していた。すると隣に私と同じように立ったり座ったりを繰り返している、やはり同世代の女性がいた。この人も一人なのかな、と思い話しかけてみた。最初の一言をさりげなく「疲れますよねー。」てな具合に。てっきり一人かと思っていたら、旦那さんが少し後ろの方にいるとのことだった。旦那さんは奥さんの付き添いでポーターとしてきているとのこと、広島から来ていてコンサート3日連続チケットが取れたので三日間連続参戦予定とのこと、ウマが合ってとても初対面とは思えないぐらい話しが弾んだので本当に楽しかった。ファン仲間がいないので連絡先とか交換したいぐらいだったが、そうこうしているうちに始まってしまい、私は前半でトイレに抜けたので会場のルールで元の場所には戻れなかった。でも、その人のおかげで本当に楽しいひと時を過ごすことができたのだ。

 もし、私の方から話しかけなかったら、自分にとってそう言う楽しい時間を過ごすこともなかったと思う。

 そう!基本はみんな人見知りなんです。そう思えばハードルも下がります。そして、同じ時間を過ごすのなら、こちらから話しかけてみて少しでも楽しい時間を過ごした方がいいと思いませんか?