人生一度きり

発達障害の子を持つ母としての経験談。自分の鬱、適応障害の体験談をと思い始めましたが、最近ではその他日常で思ったことなどがメインです。1ミリでも前向きに生きてます。

息子の発達に関する公的な支援を受けてよかったこと②(子供自身に関して)

息子の場合は、支援を受けるきっかとなったのが3歳健診でそこから幼稚園の二年間親子で公的な支援施設に通いました。

 

私と息子は幼稚園に上がる半年ぐらい前に遅ればせながら公園デビューをしたところ、他の子供とうまくコミュニュケーションが取ませんでした。

 

私自身もいろいろと子育てに関して困っており育てにくさをすごく感じていました。

 

公園デビューが遅くなったのは、私自身常に寝不足で体調が優れずに、息子と昼寝をするのが日課となっていたのと、息子は一旦寝ると最低でも三時間半は起きなかったので、あえて起こすこともせずに一日が終わってしまうといった毎日だったからです。

 

お友達とは、幼稚園に通うようになれば経験を積んで何とかなるのではとたかをくくっていたのもあります。

 

育てにくさを感じてはいましたが、初めての子育てなのでこんなものかと思ってもいました。

 

ところが幼稚園に入ってみると、周りの子と全然違うことに嫌が応でも気づかされたのです。ショックでした。

 

幼稚園に上がる前から支援施設に通っていたのは幸いでした。

ここでの一年目は保育士さんが息子と工作などをして遊びながらコミュニュケーションをはかり、私は心理の先生とその様子を見ながらその様子についてだったり、日頃困っていることを話したりしました。月に一回のペースだったかと思います。今現在はわかりません。心理の先生は、基本的には私の話を聞くということに徹し、アドバイスはこちらから求めなければしないというスタンスをとっていたように感じました。

しかし、発達に関する専門の先生をそれとなく紹介はしてくれました。後にこの先生のところへ行くことになります。そして、専門の先生に診てもらえたことはその後ずっと私自身の強い励みとなります。この施設で紹介してもらえたことは本当によかったです。

 

そして息子は、理解ある幼稚園の先生に恵まれたこともあり、またここの支援のかいもあってか、二年目にはだいぶ幼稚園にも慣れてきました。

この頃から、延長保育をしても大丈夫そうだなと思い、私は自分の時間が欲しかったので後半は毎日のように延長保育をしました。ある程度集団生活に慣れてきた息子にとってもこのことはよかったのではないかと思っています。

 

公的施設での二年目は、同じ学年の子供達5、6人のグループで一緒に遊んだり何かを作成したりしました。その場には保育士さんが二人、三人ついてその子に応じた対応をとりサポートしてくれていました。(10年以上前で記憶が曖昧ですみません。)この時も、お母さんたちと心理の先生がマジックミラー越しにその様子を見守りそれぞれに感じたことを話しました。しかし、お母さんたちが何人かいるので話すのをみんな遠慮をしていたように思います。

 

息子は積極的というよりむしろ消極的で、その場の様子をじっと傍観するタイプでした。自分から関わろうとはしないのですが、やりたくないことは絶対にやらないし、やってみたいことなら促されればやるという面倒くさいタイプでした。

 

絶対やりたくないことを無理強いしてもいけないし、やってみたいことなのに促さないとできないということは、たくさんの経験を積まれた先生方にとって対応に慎重になってくれたようです。

 

そのような理解のある先生方のもとで、お友達と一緒の時、息子は『自分は自分らしくこうしていていいんだ。』といように自信がついたのではないのでしょうか。

 

こうして、公的な支援を受けて息子にとってよかったと思うことは、一つ目は家族以外の大人と関わるのが良いという点で、支援一年目で保育士さんと一対一で関わりが持てたことです。ここの支援の前に受けていた就園前の支援先や通級の先生に、まずは信頼できる大人と関わりを持つことと言われました。

 

そして二つ目に、二年目には息子の特性を理解してくれている先生方に見守れながら、息子なりに安心して少人数のグループで遊ぶ経験ができたこと、それが自信になったのではないかと思っています。

 

そうは言っても、この支援を受けたから学校に通えているとも言い切れませんし、受けなかったとしても通えたかもわかりません。

 

しかし、早い段階でのその子に応じた適切な支援を受けることは無駄にはならないと思っています。