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昨日、英会話でカナダ出身の先生に、鼻の付け根にできた粉瘤(ふんりゅう)を切開する話をしました。
私は、「手術した後、顔に少し傷跡が残るみたいなの。」(実際には、こんな流暢には話せません。)と困った顔をして言いました。
困った顔はしましたが、私の困ったレベルは5のうち2ぐらいです。
幸いにして、若くもありません。何より幸いなのが、お世辞にも美形だとは言えなということです。
もし、私が美人で自分の顔に執着があったら、少しの傷でもかなりのショックを受けることでしょう。
先生は、困った様子の私に、
「顔の傷ってね、カナダでは美しさになるんだよ。個性になるんだよ。海外の有名な俳優さんでね、ある時おでこから目にかけて、すごい傷を負った人がいてね、でも、それがまたファンには格好良くって、すごい人気なんだよ。もし女性の場合だったら、その傷は美しさになるの。例えばほら、あなたの鼻にホクロがあるでしょう。それを見たら、おぉ!美しい!ってなるんだよ。イギリスなんかでもそうだと思うよ。」
みたいなことを言って、私を励ましてくれました。
なんせ、リスニング力がまだまだな私は、自分の都合のいいように解釈してしまう癖があるので、本当にそう言われたのかどうか定かではありません。
でもまあ、ザックリとこんな感じのことを言われたのだと思います。
単純な私は、それを聞いて「えー!そうなの!じゃあ、チャームポイントにしてしまえばいいのねぇ。」
と、かなりポジティブな気持ちになりました。
冷静に考えれば、ここは日本ですけどね。
美しさとまではいかないにしても、個性としてなら受け入れられる気がします。
「かわいい、かわいい私の傷さん。」って。
「これがわたし。」って。
個性になるかどうかは、自分の気持ち次第だと思います。
あるがままを受け入れて、
ありのままに、
自分らしく、それが個性となるように過ごせたらいいなぁ、
と思っています。
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