人生一度きり

発達障害の子を持つ母としての経験談。自分の鬱、適応障害の体験談をと思い始めましたが、最近ではその他日常で思ったことなどがメインです。1ミリでも前向きに生きてます。

ホテルのイタリアンレストラン、お一人様体験

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昨日、人生初の一人焼き肉に行ってきましたが、私にとっては特別感があまりなかったので、今回は、一人でホテルのイタリアンレストランに行った時のことを書きたいと思います。

 

でも、せっかくなので一人焼き肉について一言だけ感想を。

 

一人焼き肉は、ある程度まとめて焼いてひたすら食べるという、少し忙しかったけど、全く無駄のない動きをする自分がいて集中して食べれてよかったです。

 

 

  本題です。

ホテルのお一人様イタリアンに行ったのは2回ほどです。

 

その時は、やむを得ず行ったにすぎませんでした。

 

私は、コミュニケーションの取れない息子との距離を物理的に置くことで、リラックスするために一人になる時間が必要です。

 

普通のご家庭では想像し難いことかと思いますが、我が家ではこのスタイルで、なんとか私自身、自分を見失わないようにしてきました。

 

特に、頼りにしていた母が亡くなってからは、ホテルに避難することが何度かありました。(平日の閑散期はビジネスホテルと大差なくお得に泊まれます。) 

 

そのホテルには、売店などありません。

そして、そのホテルで唯一食事ができるのが、夜だけ営業するイタリアンのお店でした。

今では、そのホテル内でモーニングを取れるようになりました。

 

そこに宿泊した夜のこと、外に出る気力体力がなかったため、やむなく夜だけ開いているそのイタリアンレストランで食事を取ることにしました。

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つまり積極的にお一人様で行ったわけではありません。

 

最初に行ったのは、自分の精神状態がかなり参っていた時で、ただぼんやりと運ばれてきたものを口にしたという記憶しかないです。

 

一番少ないお手頃のコースメニューを注文したことだけは覚えています。

 

かなり参っていたとはいえ、自宅を離れると食欲はほぼ正常に戻ったものです。

 

二度目に行ったのは、2年ぐらい前になるでしょうか?

 

その頃になると、自分が参り切る前にリセットするべくホテルに避難できるようになりました。

 

自分の心にしっかりと向き合うって大切なことですね。

 

その時は、英会話の後に行ったぐらいなので精神的なゆとりはありました。

 

2回目のお一人様イタリアンです。

 

この時はせっかく来たのだから、お食事を楽しもうと思いました。

 

お店はアットホームな雰囲気を目指しているようで、ウェイトレスさんがたまに話かけてきます。

 

私は話す人がいないので、ちょうどいい言えばちょうどいいような気もしました。

 

まず、最初に話かけられるのは、「お仕事ですか?」と聞かれます。

お部屋の番号を言って予約をしているので、私が宿泊していることを知っています。

 

「はい。」と言ってしまえば簡単なことなのかもしれませんが、私はその後のことを考えると、あまり上手な嘘がつけないので、正直に「リラックスしに来ました。」と答えました。

 

その若いウェイトレスさんは、少しオーバーに「それは、ステキですね!たまにはいいですよね、そういうのも。」と言ってくれました。

 

なんて言われながら、私は、ウェイトレスさんはきっと私のことを『この人は一体どんなに大変な家庭環境にいるのだろう?』と思っているに違いない、と思うと少し落ち着かなくなりました。

 

『やっぱり、「お仕事ですか?」と聞かれた時に「はい、そうです。」と答えた方がスマートだったかな。』と少し後悔しました。

 

そして、お勧めのワインを美味しく頂きながら、お料理が運ばれてくるのをかなり手持ち無沙汰で待つしかありません。

 

窓の外に見える建物をただただ眺めることしかできません。

 

スマホを持ってくればよかったな、と一瞬思いましたが、こういう雰囲気のところはダメなような気がしました。

 

でも、そこまで格式ばったところでもないのでいいような気もします。

 

本当のところはどうなのでしょう?

 

ウェイターさん、ウェイトレスさんは忙しく動き回っている様子ですが、次のお料理までの時間がすごーく長く感じられます。

 

一人だから食べるのが早いせいかもしれません。

 

次のお料理が運ばれてくるまでに、私はワインをチビチビと飲んでは、ひたすら窓の外を眺めるしかありませんでした。

 

この間は少し苦痛に感じたので、できるだけ楽しい空想にふけるようにしました。

 

そして、次のお料理が運ばれてきた時にウェイトレスさんに、初めて食べた、確かホオズキだったと記憶しますが、それが意外にも美味しくて感想を言ってみたりしました。

 

ウェイトレスさんも気持ちよく受け答えしてくれて、私は遠慮しながらも会話を楽しみました。

 

こうして、辛い間(ま)をどうにか乗り越えながらも、美味しいお料理を楽しみました。

 

イタリアンレストランのお一人様体験は、一人が嫌ではなければ、お食事そのものは楽しめますが、なんせ間が持ちません。

 

多分スマホを見ても良さそうなら、その間(ま)はしのげるかと思います。

 

でもやっぱり、誰かと一緒の方が、美味しいお料理がより一層美味しく感じられると思いました。

 

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